私たちの主な事業は「コンピュータで制御するさまざまな小型機械の研究開発、および開発した機械を少量から製造すること」です。同じような事業を営む会社は世界中に星の数ほどありますので、まずは「私たちにしかできないこと」をお伝えして、私たちのことを知っていただけたらと思います。
特色1: ハードウェアとソフトウェアの設計を一元的に行います。
通常、機械(ハードウェア)とソフトウェアの設計・開発・単体テストまでは、各々の担当会社が別々に行います。このため、機械とソフトの単体テストまでは順調でも、完成した機械とソフトを組み合わせた総合テストの段階で仕様の相違や動作の問題が発覚することが多々あります。これが、製品開発時にかかる費用を押し上げる原因のひとつとなっています。
この部分を克服するため、私たちはHWとSWの設計を一元的に行うようにしています。設計を一元化することでHWとSWの仕様相違を排除し、スムーズな開発を行うことが可能となります。
特色2: 市販品(民生品)を活用します
私たちは、設計時に機械の精度を勘案し、開発するハードウェアに求められる精度が市販品を用いても対応可能と判断できる場合、市販品を組み込んで製造原価を下げる工夫をします。
特色3: 極少ロットからでも開発できます
これが私たちの最大の特色です。
製品を開発する際に問題となるのは、開発費用と製造ロット数のバランスです。産業用パーツは最低納入数(ロット数)が決められているものが多いので、最低ロット数分の製品を作らないと、割高な製造原価になってしまうことになります。
しかし、市販パーツであれば最低1個から納入が可能である場合がほとんどで、パーツの在庫を抱えるリスクを回避できる上、パーツ自体が割安なので製造原価を下げることも期待できます。